高解像度写真で見る星出さん搭乗のクルードラゴンの帰還 | アストロピクス

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高解像度写真で見る星出さん搭乗のクルードラゴンの帰還

JAXA(宇宙航空研究開発機構)の星出彰彦さんら4人の宇宙飛行士を乗せたクルードラゴン・エンデバー号が2021年11月9日4時5分(日本時間、以下同)にISS(国際宇宙ステーション)を離脱、12時33分にフロリダ沖のメキシコ湾に着水し地球へ帰還しました。以下、ISSからの離脱後とメキシコ湾に着水後のクルードラゴンのようすを、NASA(アメリカ航空宇宙局)から公開された高解像度写真で紹介します。

5時17分ごろ撮影。地球にはマーシャル諸島のジャルート環礁が見えています。Credit: NASA
5時17分ごろ撮影。地球にはマーシャル諸島のジャルート環礁が見えています。Credit: NASA
5時29分ごろ、ニュージーランド北東の南太平洋上空で撮影。Credit: NASA
5時29分ごろ、ニュージーランド北東の南太平洋上空で撮影。Credit: NASA
5時30分ごろ、上の写真と同じくニュージーランド北東の南太平洋上空で撮影。Credit: NASA
5時30分ごろ、上の写真と同じくニュージーランド北東の南太平洋上空で撮影。Credit: NASA
5時54分ごろに撮影されたクルードラゴンのクローズアップ。Credit: NASA
5時54分ごろに撮影されたクルードラゴンのクローズアップ。Credit: NASA
着水後、回収船に引き上げられたクルードラゴン。Credit: NASA/Aubrey Gemignani
着水後、回収船に引き上げられたクルードラゴン。Credit: NASA/Aubrey Gemignani
回収船に引き上げられたのちにクルードラゴン内で撮影された写真です。左からESA(ヨーロッパ宇宙機関)のトマ・ペスケ飛行士、NASA(アメリカ航空宇宙局)のメ―ガン・マッカーサー飛行士、シェーン・キンブロー、星出彰彦飛行士。Credit: NASA/Aubrey Gemignani
回収船に引き上げられたのちにクルードラゴン内で撮影された写真です。左からESA(ヨーロッパ宇宙機関)のトマ・ペスケ飛行士、NASA(アメリカ航空宇宙局)のメ―ガン・マッカーサー飛行士、シェーン・キンブロー飛行士、星出彰彦飛行士。Credit: NASA/Aubrey Gemignani

今回帰還した4人の宇宙飛行士は2021年4月24日にISSへ到着しました。それ以来198日間にわたりISSに滞在し、地球の周りを3194周回しました。

星出さんは4月28日にISSの船長(日本人として2人目)に就任、10月5日にトマ・ペスケさんに引き継ぐまで船長を務めました。また星出さんは9月12日から13日にかけて、トマ・ペスケさんとともに船外活動を行いました。NASAが担当する船外活動を、NASA以外の宇宙飛行士のみで行うのは初めてのことでした。このときの船外活動は星出さんにとって4度目で、船外活動の合計時間は日本人宇宙飛行士として最長の28時間17分となりました。

(参照)NASA Images and Video Library(1)(2)(3)(4)NASA(1)(2)