まるでオーロラ? 北海道沖に出現したプランクトンブルーム | アストロピクス

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まるでオーロラ? 北海道沖に出現したプランクトンブルーム

北海道の130kmほど沖合で発生した、植物プランクトンのブルーム(大増殖)をとらえた画像です。ヨーロッパの地球観測衛星コペルニクス・センチネル2によって、2019年6月14日に撮影され、2021年2月5日に公開されました。

画像は南北100km、東西110kmの範囲が映っています。このときのプルームは幅200km、長さ500km以上にも及んでおり、画像にはその一部が映し出されています。

画像に映っている場所は北からの親潮と南からの黒潮がぶつかるあたりです。海水の流れに沿って植物プランクトンが分布しており、まるでオーロラのようにも見えます。

Image Credit: contains modified Copernicus Sentinel data (2019), processed by ESA, CC BY-SA 3.0 IGO

(参照)ESA