サウスジョージア島付近を漂流する巨大氷山A-68Aがさらに分裂

南大西洋に浮かぶサウスジョージア島に巨大な氷山A-68Aが接近していることはアストロピクスでも何度か紹介してきました。2020年12月17日には大きな氷の塊(A-68D)が分裂したことが確認されましたが、その後さらに複数に分裂していることが確認されました。なおA-68Aは12月半ば以降はサウスジョージア島から離れつつあります。

画像はNASA(アメリカ航空宇宙局)の地球観測衛星アクアがとらえたもので、12月22日、23日の氷山のようすが映し出されています。左上にサウスジョージア島、島とA-68Aの間にA-68Dが映っています。A-68Eと名付けられた新しい氷山は長さ約61.1km、幅約14.8km、A-68Fと名付けられた新しい氷山は長さ約25.9km、幅約13kmです。

We acknowledge the use of imagery from the NASA Worldview application (https://worldview.earthdata.nasa.gov), part of the NASA Earth Observing System Data and Information System (EOSDIS).

(参照)NASA​​ WorldviewUSNIC