古川聡さん搭乗のクルー7、打ち上げ当日の予定

JAXA(宇宙航空研究開発機構)の古川聡飛行士(写真右)が搭乗するクルードラゴン宇宙船(クルー7、Crew-7)が8月25日16時50分(日本時間、以下同じ)に打ち上げられる予定です。ここでは当日の打ち上げシークエンスを簡単に紹介します。

クルー7には古川さんとともに、NASA(アメリカ航空宇宙局)のジャスミン・モグベリ(Jasmin Moghbeli)飛行士(右から2人目)、ESA(ヨーロッパ宇宙機関)のアンドレアス・モーゲンセン(Andreas Mogensen)飛行士(右から3人目)、ロスコスモスのコンスタンチン・ボリソフ(Konstantin Borisov)飛行士(いちばん左)の3人が搭乗し、ISS(国際宇宙ステーション)へ向かいます。フロリダにあるケネディ宇宙センターからファルコン9ロケットで打ち上げられます。

打ち上げ当日の主な予定は以下の通りです(時間はおおよそのものです)。

時間/分/秒
-00:35:00RP-1(ケロシン)充填開始
-00:35:00第1段LOX(液体酸素)充填開始
-00:16:00第2段LOX充填開始
-00:07:00ファルコン9のエンジン予冷開始
-00:05:00クルードラゴン内部電源に移行
-00:01:00打ち上げ前の最終チェックのコマンドをフライトコンピュータへ送信
-00:01:00推進剤タンクの加圧開始
-00:00:45打ち上げ最終判断(Go for launch)
-00:00:03エンジン点火シークエンス開始コマンド送信
-00:00:00ファルコン9リフトオフ
+00:01:02最大動圧点 Max Q
+00:02:26第1段メインエンジン停止(MECO)
+00:02:30第1段分離
+00:02:43ブーストバックバーン開始
+00:03:30ブーストバックバーン終了
+00:06:21第1段エントリーバーン開始
+00:06:32第1段エントリーバーン終了
+00:07:44第1段着陸
+00:08:48第2段エンジン燃焼停止(SECO-1)
+00:12:00クルードラゴンが第2段から分離
+00:12:44クルードラゴンのノーズコーン開シークエンス開始

なおブーストバックバーンは分離後の第1段の速度を落とすための燃焼、エントリーバーンは第1段の大気圏突入時の速度を落とすための燃焼です。より詳しいシーケンスをご覧になりたい方はSpaceX社のWebページをご覧ください。

古川さんらを乗せたクルードラゴン「エンデュランス」は8月26日15時2分にISSへドッキングし、16時47分には宇宙船とISSの間のハッチがオープンする予定です。およそ半年間の長期滞在が予定されています。

Image Credit: SpaceX

(参照)SpaceXJAXANASA