チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の核をアナグリフに加工した画像です。赤青メガネで見ると立体的に見えます。核からジェットが激しく噴き出しているのが映っています。
元の画像は、ESA(ヨーロッパ宇宙機関)の彗星探査機ロゼッタが2015年8月12日にとらえたものです。約2分半間隔で撮影した2枚の画像を加工しました。
チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星は、翌8月13日に近日点を通過するため、撮影時には活動が非常に活発になっていました。近日点の通過時、チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星は太陽から約1億8600万km、地球と火星の公転軌道の間に位置していました。
(参照)ESA、COMET JET IN 3D